- 素早く加湿できる
- 雑菌が繁殖しにくい
もう悩まない!主婦目線で加湿器の選び方を徹底紹介
【2024年版】
トゥーコネクト

主婦が常に気になるのが家族の体調。特に免疫の弱い小さい子どもや高齢者は、手洗いやうがいなどを徹底していても、つい体調を崩してしまいがちですよね。
その原因は、乾燥によるものかもしれません。お部屋が乾燥すると肌や髪にダメージがあるだけでなく、活性化したウイルスが喉や鼻の粘膜に付着しやすくなり、体の防御機能を低下させてしまうことも。乾燥によるトラブルから家族の健康を守り、快適な生活を送るために有効なのが「加湿器」です。
この記事では、新たに加湿器を購入した主婦が、加湿器を選ぶための基礎知識とポイントをわかりやすく解説。それぞれの家庭の生活スタイルや利用シーンに合わせた「失敗しない加湿器の選び方」をご紹介します。
ぜひ、加湿器選びの参考にしてみてください!

北海道在住の主婦ライター 稲葉さん
冬はエアコンをつけっぱなしにすることも多いため、加湿器は必需品。夫と二人暮らしをしていた際は「加熱式」の加湿器を使用していたが、昨年娘が生まれたため、新たに「気化式」の加湿器を購入。
加湿器選びの基本!
加熱式・超音波式・気化式を徹底比較

加湿器を選ぶ際に、最初に知っておきたいのが「加湿方式」です。加湿方式とは加湿する仕組みのことを指し、おもに「加熱式・超音波式・気化式」の3種類に分けられます。加湿器選びに失敗しないためには、それぞれの加湿方式の特徴や使用する上での注意点を知り、比較検討することが重要です。
加湿方式 | 気化式 | 加熱式 | 超音波式 |
---|---|---|---|
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|
特徴 |
水の気化を利用して加湿する |
水をヒーターで加熱し その蒸気で加湿する |
超音波の振動させて ミストを発生させて加湿する |
メリット |
・加湿しすぎないため、室内のカビやダニの繁殖を防げる ・長時間の加湿も可能 ・電気用品の近くで使用できる ・書籍の近くに置いてもOK ・周りの床や家具を濡らさない ・ソファーや寝具を濡らさない ・ランニングコスト低 |
・加湿パワーがあり即効性が高い ・水を加熱するので、比較的清潔な水で加湿できる ・煮沸するのでタンク内の雑菌が繁殖しにくい ・部屋を温めながら加湿ができる |
・比較的安価に買える ・加熱しないので安全 ・電気代が安い |
デメリット |
・最適な湿度まで加湿するのに時間がかかる(急速な加湿ができない) ・フィルターにカビや細菌が繁殖しやすい |
・電気代が高い ・タンクの水の消費が早く、頻回に給水が必要 ・湿度が上がり過ぎる傾向がある ・蒸気の粒子が比較的大きいため、置き場所を選ぶ(電気製品、書籍、窓際などは推奨できない) ・子供など、やけどの注意が必要 ・加湿しすぎにより、室内にダニやカビを発生させる原因になる |
・水に含まれる雑菌などを空気中に噴霧してしまう ・粒子が大きいので遠くまで飛ばず、広範囲の加湿は向いていない ・蒸気の粒子が比較的大きいため、置き場所を選ぶ(電気製品、書籍、窓際などは推奨できない) ・床や家具を濡らしてしまう |
加湿範囲 | ◎ 部屋全体 | ◎ 部屋全体 | △ 本体周辺 |
経済性 | ◎ 消費電力少なめ | △ 消費電力高い | ◎ 消費電力少なめ |
清潔性 |
○ 加湿しすぎによる室内にカビやダニが発生しずらい |
○ 加湿しすぎによる室内にカビやダニを発生させる懸念がある |
△ 雑菌などを直接周りの床や家具に付着させる懸念がある |
性能評価 | ![]() |
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加熱式

加熱式は、タンク内の水をヒーターで沸騰させ蒸気(スチーム)で加湿する方式です。
加熱式のメリットはなんといっても加湿力の高さと即効性。温かい蒸気でパワフルに加湿するので、素早くお部屋を加湿することができます。特に、冬場に室温を上げながら加湿するのに向いています。また、加熱式は衛生面でも優れています。煮沸することでタンク内の雑菌が繁殖しにくく、噴霧される蒸気も清潔なのが特徴です。
一方で懸念点としては、水を沸騰させる際にヒーターを使うため消費電力が高くなることが挙げられます。過剰に加湿しすぎると結露の原因になることも。また、吹き出し口が熱くなることにより火傷の危険もあるので、小さい子どもがいる家庭では注意して使用する必要があります。
- 消費電力が高く電気代がかかる
- 加湿過多になりやすい
- 吹き出し口が熱くなる
- タンク水の消費量が早いため給水の頻度が多くなる
こんな方におすすめ
- 素早くパワフルに加湿したい人
- 清潔さを重視したい人

超音波式

超音波式は、水に超音波振動を当てミスト状の水滴にして空気中に放出する方式です。超音波式のメリットは、本体価格が安い上にヒーターを搭載していないため、消費電力が低く電気代が安いこと。コンパクトなデザインが多く、デスク周りや寝室などに手軽に設置できます。
一方で、気になるのが衛生面。超音波式はタンク内の水を煮沸しないため、毎日の水交換やタンクの掃除を怠ると雑菌が繁殖し、加湿器内は雑菌の温床に……。この状態で加湿器を使用し続ければ、雑菌やカビを含んだ水滴を部屋中に撒き散らすことになります。特に、赤ちゃんや高齢者など免疫力の低い人がいる家庭では掃除を徹底するようにしましょう。
さらに、他の方式に比べて放出する水の粒が大きいため、床や周りの家具が濡れやすく、放っておくと白い跡になる恐れがあります。
- 価格(本体・電気代)を抑えられる
- コンパクトで軽量なものが多い
- タンク内に雑菌が繁殖しやすい
- こまめなメンテナンスが必要
- 床や家具が水滴で濡れる
- タンク水の消費量が早いため給水の頻度が多くなる
こんな方におすすめ
- 価格を抑えたい
- デザイン重視の人

気化式

気化式は、水で濡らしたフィルターにファンで風をあてて水分を気化し加湿する方式です。
その特徴は電気代を抑えながら、広範囲への加湿が可能なこと。ファンを使うことで部屋全体をゆっくり加湿できるため、「加湿ムラ」を防げます。同時に、結露の原因となる過加湿も抑制。1回の給水で連続加湿が可能なため、給水する頻度も少なくて済みます。
さらに、超音波式との大きな違いは、放出する水の粒の大きさ。フィルターを通して細かい気体で加湿するため、雑菌や白い粉などが飛散しにくくなっています。それゆえ、水滴による他の家電製品へのダメージや床が濡れる心配もほとんどありません。
一方で、ヒーターを搭載していないぶん、加熱式に比べると加湿に時間はかかりますが、長時間加湿に向いています。加湿中のファンの音が気になるモデルもあるため、購入前に静音性はチェックしましょう。
- 長時間/広範囲にわたって適切な加湿できる
- 連続加湿が可能なため給水回数が少なくて済む
- 雑菌や白い粉など飛散しにくい
- 家具や家電へのダメージが少ない
- 結露が起こりにくい
- 加湿に少し時間がかかる
- 運転音が気になるものがある
こんな方におすすめ
- 長時間快適に加湿したい人
- 電気代を抑えたい人

知らないと実は怖い…。
主婦が考慮すべき
「加湿器を選ぶポイント5つ!
3つの加湿方式を比較した結果、メリットが多いのは「気化式」であることがわかりました。次に、具体的に使うシーンを想像しながら細かい機能もチェックしてみましょう。正しい知識をもとに加湿器を選ばなければ、健康や美容に良いどころか体に悪影響を及ぼす可能性もあります。そんな結果にならないよう、ここでは主婦が特に気をつけるべき「加湿器選ぶポイント5つ」をご紹介します!
< 加湿器を選ぶポイント>
- 加湿性能
- お手入れの簡単さ&清潔性
- 便利な機能
- 安全性
- デザイン性

加湿性能で選ぶ

加湿器を選ぶ上で外せないのが、使用する部屋の広さに合った加湿をすること、つまり適用畳数の把握です。部屋の広さに応じた加湿量で加湿をしないと、加湿器の効果が十分に得られないだけでなく、加湿ムラや加湿過多を引き起こします。特に過加湿状態は、結露が発生する原因となりカビの繁殖にも繋がるため、注意が必要です。
加湿器の適用畳数は、木造とプレハブ洋室とで異なります。例えば、8畳ほどのプレハブ洋室では約300ml/hが適当な加湿力とされています。単純に加湿能力の高いモデルを使えば良いというわけではなく、お部屋の広さに合った加湿量で空気を循環させながら部屋全体を効率よく加湿することが大切です。
長時間安定した加湿ができる点では、ファンの力で空気を循環させる気化式加湿器がよいでしょう。

お手入れの簡単さ&清潔性で選ぶ


タンクに入れておいた水道水は、半日ほど経つと残留塩素が抜けてしまい、雑菌が繁殖しやすくなります。また、タンクの水を変えずに掃除を怠っていると水垢ができ、カビが発生する原因にも。不衛生な水で加湿を続けることで、細菌から身を守るどころか部屋中に増殖した雑菌やカビで体調不良になるかもしれません。
大切なのは、雑菌を繁殖させないために早めに対処すること。こまめに水を交換し、タンク内や吹き出し口部分を定期的に掃除することが重要です。そのためには、タンクやフィルターは洗いやすいもの、取り付けが簡単なものを選びましょう。
また、少しでもお手入れの手間を軽減するために、抗菌加工やカビや細菌が繁殖しにくい機能がついたものもおすすめ。定期的なお手入れは必要なものの、雑菌やカビの繁殖を抑えられるように設計されているため、一般的な加湿器に比べ掃除が簡単になり時短にも繋がります。

便利な機能で選ぶ


快適な湿度を長時間保ちたいなら「オートモード」や「マニュアルモード」を備えた加湿器がおすすめです。加湿器に内蔵されたセンサーによって、適切な湿度を計算し風量を自動で調節してくれるため、乾燥や過剰な加湿を避けることができます。
また、日中よりも調節が難しいのが就寝中の加湿です。一晩中加湿器をつけっぱなしにすると、気温が下がりやすい朝方に飽和水蒸気量(1㎥の空気に入ることができる水蒸気の量をグラムで表したもので温度に比例する)を超えて加湿してしまう恐れがあります。過剰な水蒸気で結露が発生し、寝室の窓やカーテンがカビだらけになることも。
どうしても乾燥が気になる方は、「スリープモード」やオン・オフタイマーを搭載しているモデルを選ぶとよいでしょう。

安全性で選ぶ


小さい子どもがいる家庭で最も注意すべきは安全面です。転倒して加湿器を倒したり、吹き出し口に触ったりしても安心なように、ヒーターレスの気化式をおすすめします。また、子どもが誤って操作することを防ぐため、「チャイルドロック機能」が備わったモデルを選ぶのも良いでしょう。
月齢の浅い赤ちゃんがいるご家庭では「静音性」も重要となります。赤ちゃんの睡眠を妨げないよう、運転音はささやき声レベルの30dB以下のものがおすすめ。ファンを使って大量の風で加湿する大型の気化式加湿器は、運転音が大きい傾向にありますが、静音性を考慮した高性能モデルも開発されていますので購入前に調べてみてください。

デザイン性で選ぶ


加熱式加湿器ではポット型、気化式では箱型が主流ですが、最近ではタワー型などスタイリッシュなデザインの超音波式加湿器も登場しています。超音波式は、フィルターやファンを搭載していないぶん設計の自由度が高く、デザインが豊富です。
見た目も大切ですが、「使いやすいデザイン」になっているかは必ずチェックしましょう。例えば、上から水を注ぐタイプか、タンクに水を補給するタイプかといった給水方法の確認も重要です。特に容量が大きいタンクの給水や持ち運びは、女性や子どもには使いづらいもの。見た目のデザインだけでなく、誰が使用するかを考えながらより「機能的なデザイン」を選ぶことをおすすめします。

最近では、1台で加湿機能と空気清浄の機能を兼ね備えた「加湿空気清浄機」も人気です。空気清浄機に加湿機能が備わっているため、「加湿だけでなく、花粉・ウイルス対策にも効果的」「余計なスペースをとらずに設置が可能」などのメリットがあります。
一方で、加湿機能と集じん機能を狭い場所に詰め込むため「中の構造が複雑でお手入れしにくい」「集じんフィルターがカビやすい」というデメリットも。さらに、単機能型と比較すると一体型のほうが空気清浄能力もしくは加湿能力が落ちる傾向にあるとも言われています。
便利さを基準に選んで、肝心な加湿器の効果が半減しては意味がありません。効果的に加湿と空気清浄を行うなら、一体型より加湿器と空気清浄機それぞれを設置するのがおすすめです。
選ぶならメリットの多い
「気化式」がおすすめ!

3つの加湿方式を比較した上で、「安全性、効果的な加湿、省エネ性」から加湿器を選ぶなら「気化式」がおすすめです。「加熱式」は、清潔性や加湿パワーでは優れているものの、安全面で不安が残ります。また、超音波式は手軽に加湿できる反面、適切なお手入れをしないと健康に悪影響を及ぼす可能性も。特に小さい子どもがいる家庭では、総合的に判断すると「気化式」しかないでしょう。
< 気化式のおすすめなポイント>
- 消費電力が少ないため電気代が安い
- ファンつきなので広範囲にムラなく加湿
- 過剰な加湿によるガラス窓の結露が起きにくい
- 微細な粒子を放出するため雑菌や白い粉などが飛散しにくい
- 床や家具が湿らない
- 家電製品の近くでも安心して使用できる
- 加湿口が熱くならないので、子どもがいても安心して使える
- 連続加湿が可能なため、給水頻度が少ない

Airdog moi(エアドッグ モイ)なら
「気化式特有」の悩みも解決!
「安全性、効果的な加湿、省エネ性」で優れている気化式ですが、その加湿方式の特徴から注意すべき点もあります。しかし、Airdogが開発した気化式加湿器「エアドッグ モイ」は、最先端の高機能技術を搭載することで「気化式加湿器特有の弱点」を解決することに成功しました。ここでは、エアドッグ モイの機能について詳しく説明していきます。
オゾンの力でタンク内の水を除菌!
気化式の加湿器は超音波式に比べ放出する水の粒子が細かいため、雑菌を飛散しにくいというメリットがあります。しかし、煮沸したお湯で加湿するわけではないので、超音波式同様タンク内の水に雑菌が繁殖しやすい傾向にあります。
そこで注目したのが「オゾンの力」。オゾンは酸素と結合することで強力な除菌・消臭効果を発揮します。タンク内に設置されたオゾン発生器がバクテリアの繁殖を抑え、水を清潔に保ちながらキレイな空気で加湿します。
※長時間放置された水を使って加湿する場合は、「集中除菌モード(40分間タンク内の水をオゾンで集中的に除菌)」の使用をおすすめします。
気になる運転音も「ささやき声」なみの静かさ

さらに、水を気化するためにファンを回す必要がある気化式は、他の加湿方式に比べ運転音が大きいという問題もあります。
しかし、高性能静音モーターを搭載したエアドッグ モイなら、最大風量のL4モード※で運転したとしても、図書館と同じ静かさです。さらに、一番風量が弱いL1モードでは、18dBとささやき声なみの静かさ。この静音性であれば、赤ちゃんがいるご家庭や睡眠前でも音を気にすることなく加湿ができます。
※L1=75mL/h、L4=303mL/の加湿量
スマートフィルターで残水量に関わらず安定加湿
広範囲にわたって安定的な加湿ができるのは、気化式の大きな特徴の1つです。しかし、加湿器によっては、タンク内の残水量によって加湿量が落ちてしまう製品も。「スマートフィルターシステム」を搭載するエアドッグ モイでは、タンク内の残水量に関わらず、フィルターを均等に湿らせることができます。そのため、安定した加湿量を維持できるのです。
その他にも、エアドッグ モイは毎日使うからこそ気になる
「悩み」を解決してくれます。
面倒なフィルター交換不要!自宅で洗濯が可能

簡単に取り付けが可能なフィルターは、自宅の洗濯機であらうことができます。フィルターの交換も必要ありません。
上部からの給水で手間いらず

上から水を注ぐだけなので、タンクを外す手間や、重いタンクを抱えて持ち運ぶ必要がありません。
最長「40時間」の長時間連続加湿で、給水頻度も少なく

タンク水の消費スピードが早い加熱式や超音波式に比べて、ゆっくり加湿する気化式は給水の頻度が少なくてすみます。さらに、エアドッグ モイは1回の給水(3.2l)で最長40時間の加湿が可能です。
「スリープモード」で夜もしっかり保湿ケア

長時間ゆっくり加湿するエアドッグ モイなら、睡眠中も肌や髪の適度な保湿ができるので、起床時の乾燥を感じることも少なくなります。スリープモードを使えば、ディスプレイパネルとインジケーターのライトが消えて睡眠の邪魔にもなりません。
気化式のおすすめ加湿器
「Airdog moi(エアドッグ モイ)」

Airdog moi(エアドッグ モイ)
高機能『気化式』加湿器
長時間安定的な加湿を可能にするスマートフィルターと4段階の高性能ファンを搭載した高機能気化式加湿器。タンク内にオゾン発生器を内蔵したことで、タンク内の水を除菌し、清潔な空気での加湿を可能に。お部屋の湿度を感知し、最も快適な環境(快適ゾーン)を保つための風量オートモードや、日々のお手入れに便利な集中除菌モード、フィルター乾燥モードなども搭載。

今までの悩みを解決するなら気化式を。
加湿器の選び方まとめ

< 加湿器の選び方まとめ>
- 失敗しない加湿器選びには「加熱式・超音波式・気化式」の特徴を正しく知ることが大切
- 「安全性・省エネ性・長時間加湿」で優位性のある「気化式」がおすすめ
- 高機能気化式加湿器「エアドッグ モイ」なら、オゾン除菌・高性能静音モーター・高性能フィルターなどの機能で気化式の弱点も克服
効果があることはわかっていても、種類の多さや機能、性能の複雑さから、なかなか選びきれない加湿器。加湿器の加湿方式や性能を正しく知らないまま選んでしまうと、効果が感じられないだけでなく、カビや細菌によって健康を損なう可能性があります。
高性能気化式加湿器・エアドッグ モイなら、安全にそして衛生的にお部屋を加湿し、大切な家族を乾燥による不調から守ることができます。ぜひ、今回の記事を参考に加湿器の購入を検討してみてください!